若手研究者の海外挑戦blog

海外の研究生活で習得できる英語力(3年間の滞在)

こんにちはHiroです!!!

 

マイアミは四月になってビーチシーズン突入です(・ω・)

 

ポスドクで海外、特にアメリカに留学するときに求めるものは大きく3つあると思います。

  1. 業績や実験技術
  2. 異文化の吸収
  3. 英語力

 

今日はポスドクの研究生活を通して、培うことが出来る英会話能力について考えていきたいと思います。基本的には自分の経験を下に書いていきたいと思います。

 

ポスドク留学前の自分の英語能力について箇条書きしていきます。

  1. 英語論文を7報書いたことで、jargon=専門用語についての語彙力は十分あり、正しい英文法は理解している。
  2. 博士課程のときに4ヶ月ほど、アメリカに留学の経験がある
  3. 自分の研究内容を英語でプレゼンできる。正し、練習が必要。
  4. 年齢は30を超えている

 

留学後の状況

  1. P.I.が韓国人で他の研究員が韓国・中国・アメリカ人のラボに2年間所属。2年間、英語漬けの生活をテキサスでおくる
  2. 1の研究室からP.I.が日本人のラボに移動し、アメリカ人のPh.D. studentのみのラボ。同じグループに、アメリカ人の若いP.I.がいてたまに話す機会がある(9ヶ月所属、3/27/22)

P.I.との会話は日本語を使用している。

  1. マイアミに移動後にon line 会話を始める

 

これらを踏まえて、現在の英会話を同僚やオンライン英語講師に評価してもらいました。

  1. 自分の専門を活かした職場なら、企業で仕事できる
  2. 文法や語彙力はかなりしっかりしている
  3. 発音は問題がある

 

Native speaker達からはありがたいことに、professionalな仕事には問題なく就くことができる評価を頂きほっとしました。ラボミーティングでも、練習することなく研究報告をしています。今のラボでは、英語を使う機会が少ないことと、officeなどで使用される英語が学びたいことや、英語講師にキチンと間違った英語を直して欲しかったのでon line英会話のプラットフォームであるCamblyを週2回ほど受けています。

 

以前のblogでラボに日本人がいた方がいいかどうかの内容の記事を書きました。少なくとも、 渡米した直ぐのラボのP.I.は日本人ではない方が良いと思います、、、、、、、、

 

また、ラボを変えた理由としてはテキサスの最初のラボでは良くも悪くもラボメンバーとのコミュニケーションに問題はなかったため、違う環境でも自分の英語力は通用するのか?違う環境での英語を勉強したい気持ちがありました。実際、マイアミでは若い女性のアメリカンと話す機会があります。最初はあまりに早すぎてlisteningに苦労していましたが、今では彼女達の冗談も理解できて、会話に参加することができています。

 

ポスドクで英語を学習する上でのオススメ点をまとめて終わりたいと思います。

 

  1. 少なくとも渡米最初のラボのI.は日本人以外の方がいい
  2. ノリで喋らずに文法や語彙をキチンと意識する
  3. ラボの中だけでなく、自主的に英語学習の機会を増やす
  4. 長く同じラボにいると、お互いに言いたいことが言葉以外の要素からわかってくるので、ラボを変えるなどの違う環境でも英語を使う機会を増やす

 

以上のことを積み重ねると、三年以内にはアメリカのindustryで働く位の英語力は身につくと思います。