若手研究者の海外挑戦blog

外資系製薬企業の国内office -job hunting-

転職が成功したので帰国することになりましたヒロです。

 

今回の記事では私が転職に成功するまでのagentと過ごした時間の経緯について書かせてもらいます。2022年1~2月にLinkedinを通して転職専門の複数のagentから連絡が来ました。内容としましては外資系製薬企業のmedical science liaisonのポジションにapplyしませんかということです。

 

Medical Science LiaisonとLinkedinに関しては別記事で書かせていただきます。

 

私のこれまでのキャリアは薬学部薬科学科(薬剤師免許なし)で薬理学、循環器を主として博士号を取得し、2年間アメリカのテキサスで疼痛の研究をし、その後、マイアミ大学で痛みと痒みの研究を8ヶ月ほどしていた状態です。私のスペックを転職市場での書き方で表しますと、

 

  1. ビジネス英語
  2. Ph.D. holder
  3. Industryの経験なし
  4. 海外ラボの所属経験は3カ所、海外在住約三年

 

このような経歴の時にagentから声がかかりました。

 

結果としましては、第一希望の会社かつ部署からの内定を頂きました。実は、その他の会社やポジションにも8つくらいapplyしたのですが研究領域がマッチしないや先方の都合で募集を中止されるなどの理由で円滑に進んでいませんでした。かなり運が良かったと思います(・ω・)

 

海外アカデミアのポスドクが転職活動をする時のagentとのmeetingの内容について説明します。

 

最初のmeetingでは

  1. 職務経歴・研究内容について
  2. 希望する職種と経歴からapplyできるポジション
  3. 現在の年収と希望する年収について
  4. 今回のapplyのみならず、今後のキャリアプランについて
  5. Applyする予定の職種に関する製薬企業の現状について

 

それ以降のmeetingではapplyする案件の会社を担当する各agentの方々と、その会社の社風、強み、今後の経営プランや必要とされる人材などの話をしながらその企業の理解を深めていきます。Agentの方々が企業研究を手伝ってくれるみたいなイメージです。

 

実際に書類が通ったら面接対策になります。

この時には、より詳細にmedical science liaisonとして必要とされるスキルや人柄についてのアドバイスをagentから頂きながら、さらにapply先の企業やpositionについて理解を深めていきながら、不足している部分や表現の仕方など細かいところを詰めていきます。

面接を受けるに当たってはパイプラインや直近でのpress releaseや買収情報などは確実に把握しておきましょう。今回のポジションに関連するものがあれば、面接で話すことでapply先の会社に興味があることを暗示することになります。

 

面接対策をどのようにやるのかはその会社だけでなく、担当するagentによっても違うと思いますので、上記の内容は参考程度でお願いします。

 

実際に転職活動を始めてから採用を頂けるまでの期間としては2ヶ月半くらいだったと思います。

 

質問等がありましたら気軽に連絡ください。