若手研究者の海外挑戦blog

次はどんな街に住もうかなーー?

次はどんな街に住もうかなーー?

 

そんなことを考えながらポスドクの派遣先を探しています。どうもこんにちは石田です。

 

これまでは留学先のラボを日本人の有無や大きさで考察してきましたが、この記事では住む街という観点の考えを皆さんと共有していきたいと思います。

 

僕が留学していたBurlingtonという街は東海岸付近に存在するカナダの国境沿いに位置する田舎町でした。

 

Burlington(Vermont州)の特徴は全米で最も治安が良い街です。アメリカ人もそれは認めていて初めての一人暮らしをするには最適な場所としてVermont大学は人気のある大学でした。僕自身も夜中の2時や早朝に一人で歩いても全く危険を感じませんでした!!Burlingtonの街の作りは学生にとっては最高です。筑波市のように学術都市としての毛色が強く、街の中心に大学や病院があり、とても生活しやすかったです。

 

一方で、冬は12月くらいになるとあり得ないくらい寒くて最低気温が-20度は当たり前で、冬は生活しづらい部分はありました。

 

ラボを選ぶ時に、研究内容などで選ぶのが優先順位として高いのは勿論のことですが、そこで生活するのに神経を使ってしまっては研究に集中できませんね(笑)

 

日本人が住むのに適した街はどんな街でしょうか?

 

治安が良い、物価が安いなど色々あると思いますが、他の日本人研究者がどの位いるかに焦点を当てて考えてみたいと思います。以前の記事で、ラボに日本人がいた方が良いかについて考察しました、今回は街という大きいくくりで考えます。

 

日本人の集いと言えばカリフォルニアのSouthern California Japanese Scholars Forumやボストンのボストン日本人研究会などが有名です。

 

カリフォルニアやボストンは研究レベルが高い街として皆さんご存じでしょう。薬学の世界でも武田薬品工業がこの2つの街に研究所を持っています。

 

しかし、このようにメジャーな都市だけでなく、各地に日本人の集いは存在します。

 

研究レベルの高いJohn’s Hopkins大学が位置するBaltimoreにも日本人研究者の集いは存在し(ボルティモア日本人研究会)、その集いでは月に一度の発表会が行われ交流の機会が盛んなようです、、、、googleが教えてくれました(笑)

 

他にもそれなりの規模の街では日本人研究者の集いは存在するのではないでしょうか(Vermontにはそもそも日本人がほとんどいませんでした)?

 

日本人の方が周りにいてくれることで日常生活のトラブルの対処は早くなるでしょうし、同じような志を仲間とのつながりが増えます、いわゆる「コネ」です

 

日本人研究者の集いでは1つの分野の方々だけではなく、様々な研究分野、医・薬・工・理は勿論のこと文系の研究者もいるので、研究の視野が広がるのは間違いないでしょう。

 

派遣先が決まったら、すぐに日本人研究者の集いの存在を確認し、代表者にご連絡を差し上げてみるのもありかもしれません(^_^)。

 

家族が一緒の場合は治安や物価など考えることが沢山あると思いますが、それぞれにとって一番大事なことは何か是非考えてみてください!!